
ロージー
こちらこそ、よろしくお願いします!!
エメ
......僕は先週も呼ばれたのに、なんでまた......
ロージー
エメさん!!
たくさんの人が、エメさんのことをもっと知りたい、
お友達になりたいって思ってるのよ!!
とっても素敵なことだわ!!
エメ
はぁぁ......僕は忙しいのに......全く。
ロージー
住むところがなくて困ってた時に、
冒険者協会に住み込みの求人があるのを見つけて応募したの。
それが、霧の森支部の受付の仕事だったのよ!
あれは運命の導きだったわ!
エメ
......冒険者として仕事を続けられない理由があって......
研究員として採用された。
稼げれば、別にどんな仕事でもよかった。
ロージー
困ってる人たちから悩み事を聞いて、
冒険者の皆さんに解決してもらえるよう手配するのが、
冒険者協会の受付の主な仕事よ!
それと、えぇと、冒険者になりたい人の実力を確かめるテストもするわ!
エメ
霧の森支部には、困ってる人も、冒険者になりたい人も来たことないけどね。
ロージー
受付の仕事以外にも、補給品を発注したり、
薬草を集めたり、皆さんのお食事を用意したりとか、
管理官のアニタさんを補佐しながら、いろんな仕事をしてるの!
毎日が、とっても充実してるわ!
エメ
僕の仕事はゴーレムの研究と修理。専門的で、とても重要な仕事なんだ。
だからもう研究室に帰っていいだろ?
ロージー
エメさん!
冒険者協会の活動をたくさんの人に知ってもらうのも、
とっても大事で素敵なお仕事でしょう?
エメ
はぁ......わかった、わかった。
ここで言い争っても余計長くなるしな......
ロージー
まず、朝一番に窓から入ってくるお日様の光ね、
新しい素敵な一日が始まるって実感できるの。
それから、小鳥たちの歌声も可愛くて、心がうきうきしてくるわ。
それから、それから......
エメ
もう、そのくらいにしとけよ。聞いてるこっちが疲れる。
ロージー
ああっ、たくさんあり過ぎて、百分の一も話せないわ!
もちろん、アニタさんとエメさんも大好きなの!
エメ
......僕は別に、好きなものはない。
ロージー
エメさん、ゴーレムは好きなんでしょう?
エメ
好きとか嫌いとかじゃない、仕事だからな。
まぁ......エンジュール文明の貴重な品だし、大事なものではある。
ロージー
仲良くなれた誰かと離れ離れになるのは、心を引き裂かれるくらいつらいわ。
大切な人たちと、ずっといつまでも一緒にいられたらいいのに......。
エメ
僕は何よりも、仕事を邪魔されることが嫌いなんだ。
だからもう帰っていいか?
ロージー
エメさん! せっかくこうしてお招きされてるのよ、もっとたくさんお話を......
エメ
わかってるよ! 言ってみただけだ。はぁ......
ロージー
そうねぇ、冒険者協会のまわりをお散歩しながら、素敵な場所を探すことが多いかしら。
雨の日には、窓辺で雨の歌を聞きながら、本を読んだり書いたりしてるわ。
エメ
別に休みはいらない。ゴーレムを調べてる方が落ち着くし、気が休まるから。
ロージー
「どんなに暗くても、明けない夜はない」。
つらいことがあっても、明日は必ず来るって素敵なことよね!
エメ
「幸せには終わりがある」。
ロージー
エメさん、そんな悲しいこと......!
エメ
人の座右の銘にまで口出しするなよな!
ロージー
でも、私......
エメ
次いこう、次! ほら、早く!
エメ
まずゴーレムの秘密を解き明かして、
ゆくゆくはエンジュール文明の謎を解き明かすことだ。
ロージー
えぇと、冒険者の皆さんが全力を出せるように、一生懸命お手伝いすることね!
それと、皆さんの冒険のことを本にして、世界中の人たちに知ってもらいたいわ!
ロージー
皆さんの冒険が、素敵な体験になりますように!
ロージー
......あら? エメさん? エメさ~ん!? まだ、最後のメッセージが......
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